完璧主義にならないこと。
荷物を軽くすることは目的ではなく、あくまで手段だ。
荷物を減らす本来の目的を忘れてはならない。
完璧主義はイコール、要領の悪さにもつながる。
なぜなら人間のやることに完璧はまさに完璧にない。
どんな仕事の鬼だってミスはする
どんなしっかり者でも忘れ物はする
どんな戦略家でも時々人間に戻る
もし本気で完璧を求めたら、それは神様になろうとしているのと同じ。
あまりにも非現実的で非効率、つまり実現不可能なことに尽力することほど、最強に要領悪いことはない。
荷物を少なくしていい女になる
いい女になるために荷物を軽くする
極限まで削る
もはやバッグすら持たない
気が着くと男性並みの身軽さにまで
そこまでしなくていい。
むしろ荷物整理で大切なのは
本当に必要なものとそうでないものを取捨選択すること
それにより自分を見直す
そして人生に不必要な要領の悪さを改善して生きやすくする
これが荷物ダイエットの本当の意図だ。
事実、私もどうしても減らせない荷物が3つある
★楽器
★手帳とシャーペン
★文庫本
楽器はライフワークでありもはや自分の一部、それを捨てるのは内蔵の一部が欠損するに等しい。
また手帳については。
スケジュール管理ならスマホでもできる。
ライターの仕事だってスマホと折りたたみキーボードで極小作業できる。
しかし、手書きにしかないメリットがある。
それは手書きすることで脳が活性化されるから。
以下は引用サイト、そのものズバリな記事タイトル「脳機能の低下を防ぐには「手書き」が有効だ」
https://www.google.co.jp/amp/s/toyokeizai.net/articles/amp/310753%253fpage=4
もちろん個人差もあるし、手書きが全能では無いが、ライター仕事の構成を考える時にあえて手を動かした方が不思議と早くできるのだ。
そして文庫本。
これは持ち出しの頻度はそれほど高くない。
しかも今はAmazonKindleという素晴らしいシステムがあるから、場所取りと重量に貢献する本の占領に悩まされなくてすむ。
さらに、Kindleを読みやすくするためのツールもある。
しかし、やはり液晶画面で見ることに変わりないので、目がものすごく疲れる。
だから本は紙で読みたい派だ。
こうして分かるように、私はガチなミニマリストではない。
しかしそれでも荷物は極限まで減らす。
それにはまず、自分が譲れないものを明確化させることから。
それまでも手放してしまうのはさすがに愚かしい。
そこで取捨選択力を付ければ、要る物をいつまでも手元で大切に使えて、要らないものはある程度で手放してスッキリできる。
もう一度言うが、完璧を目指して行き過ぎては本末転倒になりかねない。
そのために本当に必要なものを掘り起こす、それが荷物ダイエットの本当の目的だと忘れないでほしい。