区境の風景④瀬谷区、旭区
風景を見る楽しみは、単に絶景をみるだけに非ず。
その中に溶け込んでいる建造物を見るのもまた、大変そそられるものだ。
一般の住宅やマンションの他、電柱電線や鉄塔、マンホール、植木、花壇など、決して主役にはならないけど風景に色やアクセントを添える。
もちろん、私の大好きな標識もその一部だ。
こちらは瀬谷区で見かけた団地群。
日本にはあまり見られない色のセンスだが、決してどぎつくはない。
ありそうでない、それに、と、と、とにかく
可愛いっ!
の一言。
いやーこんな団地だったら住みたい。
これが私の家です、って言いたい。
坂は登るが駅からの距離は頑張れば歩ける。
区境という、観光地ではない場所を歩いているからこそ見つかる楽しみ。
バエる団地、これが撮れたのは大きな収穫だった。
目立つことは目立つが、不思議と風景に自然に溶け込んでいる。
これをデザインした人は間違いなくセンスがよいはずだ。