区境⑮港北区→神奈川区
何の変哲もない、区と区の境目を示す道路標識。
しかしここから向こう側は神奈川区、今立っている港北区とは色んな部分で違う。
区役所はそれぞれ別の場所になる、当然区長も違う。
図書館もそう。
原則としてその地に住んでいる、または勤務先があることが条件だ。
他にも、どんなにあちら側の区が近くとも、少しでもこちら側に住んでいたら遠い方の小学校に行かなければならない(公立小の場合)。
これは歩道橋の上から撮った。
なぜなら標識の背景が今ひとつ気に入らなかったから。
なんというか、わちゃわちゃするのだ。
建物や店舗の看板、電柱、電線、信号機、他の標識などなど。
カントリーサインとしての区境標識は、極力余計なものを写したくない。
ただ先日挙げた、中区~西区のように風景に自然に溶け込んでるというラッキーなこともある。
もちろん、アングルを変えればもっと撮れる。
ただ私が区境や標識を撮る時に大切にしてるのが、周りの安全だ。
ビートルズのアビーロードのジャケットのごとく、道路のど真ん中に立てばいくらでもいい写真は撮れる。
しかしそこまでのリスクを犯すことはしたくない。
自分が傷つくのはもちろんだが支えてくれる大切な人たちが心配し、さらに現実的なのはその道を使っている多数の人に迷惑がかかる。
だから安全第1で撮る、それは今後も変わることは無い。