区境㉜中区→西区
区境って不思議だ。
そこに壁があるわけでもないのに、この道の向こうへまたげば違う街になっている。
標識の向こう側にいる人たちもまた、同じ言葉を話し同じものを食べてる。
しかしちょっとした空間を越えただけで、様々な届出をするのに全く違う役所に行く。
どんなに近くても、あの看板の向こう側にあるゴミを持って行ってはくれない。
そして、なぜか違う街に入る前には、少しドキドキする。
あの街には何がある?どんな人がいる?
横浜市民という括りでは同じなのに、なんで興味が湧くのだろう。
新型コロナの大流行で県をまたぐ移動はしないように言われたけど、区をまたぐ移動については言われてない。
だから横浜市内を縦横無尽にまたぎ尽くすなら問題ないでしょ?
しかも1人で、誰とも話さない、自転車か歩いてまたぐ。
これならノープロブレムじゃん。
中心部にある観光地のような煌びやかさはないけど、この街の生活の慎ましさはある。
区と区の間を、もっと知ってみたい。