区境の風景④瀬谷区、旭区
横浜と言えば坂、というくらい、市内には星の数ほど坂がある。
これは市民の間ではもはや共通認識なのだが意外と知られていない。
さもありなん。
実際イメージされるみなとみらいや中華街は平坦で、観光向けの写真を見てもアップダウンを感じさせない。
しかしいざ横浜市民となるとそのギャップの洗礼を受ける。
市民歴通算18年の勘からすると、横浜市内全体のうち平坦な土地は2割ほど、その多くは海沿いに集中する。
他のベッドタウンな新興住宅地だともはや坂との戦いと言っても過言ではない。
こちらは瀬谷区と旭区の境目になる道路の瀬谷側から、向こう側は旭区となる。
し、し、下が見えない!
なんだよこの公道ジェットコースター!
かつて日本屈指の急坂である暗峠(大阪と奈良の境目)をバイクで渡った経験のある私でも!久しぶりに度肝を抜かれた。
だがこの坂は丸印がないのでまだまし。
目の前に丸だらけの路面が現れた時のあのボス出現感。
電チャリとは言え登りはそれなりに体力を使うし、下りはブレーキいっぱい握りしめてゆっくりゆっくり~とならざるを得ない。
市外から移住するにあたっては、自家用車の所持を強く勧められる。
しかしやはり大都市、鉄道網は発達してるので電チャリがあれば十分。
車は維持費がかかるので、もし一人暮らしをするなら電チャリ時々バスでも十分だ。
40代中盤若干運動不足気味のこの私が言うから間違いない(何の自信だよ)。
もし運動不足かなぁ?と思ったそこのあなた。
横浜を訪れたらぜひこの、急坂チャレンジをやってみてはいかがでしょう?